Excel VBA

Excel VBA | 超初心者向け:VBEでの開発準備ガイド

2024年3月31日

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  • VBA(Visual Basic for Applications)
    • 概要: VBAは、Microsoft Officeアプリケーションを自動化し、機能を拡張するためのプログラミング言語です。
    • 用途: マクロの記録、自動化タスクの作成、カスタム関数の作成、ユーザーフォームの作成などに使用されます。
  • VBE(Visual Basic Editor)
    • 概要: VBEは、VBAコードを記述、編集、デバッグするための統合開発環境(IDE)です。
    • 機能: コードエディタ、デバッガ、プロジェクトエクスプローラー、プロパティウィンドウなどのツールを提供し、VBAの開発作業を効率化します。

まずはExcelでVBAを開発する準備をしよう

ここではExcel2021で説明したいと思います。

古いバージョンでもさほど違いはありません。

  • Excelを立ち上げる。VBAVBE開発設定画像1
  • ①の左下にあるオプションを選択(その他 → オプション)すると下の画面が出てきます。VBAVBE開発設定画像2
  • リボンのユーザー設定で右の枠から開発を探して、チェックを入れてOKボタンをクリックする。VBAVBE開発設定画像3
  • Excel画面上のリボンの左上にあるファイル → 空白のブックを開く。vba_ボタン配置画像1
  • Excel画面上のリボンから開発を選ぶ。VBAVBE開発設定画像5
  • 左にあるVisual Basicをクリックする。VBAVBE開発設定画像6
  • 開発画面が出てきます。VBAVBE開発設定画像7

の言語だと例えばVisual StudioといわれるIDE(統合開発環境)をインストールして…、など設定がたくさんありますが、Excel VBAはこれだけで開発ができてしまいます。

VBAを使うと何ができるの?

以下に、Excel VBAを使用して実現できるいくつかの機能を挙げます。

  1. データの処理と操作
    Excel VBAを使用して、ワークシートやセル内のデータを読み取ったり、変更したり、計算したりすることができます。これには、データのフィルタリング、ソート、検索、コピー&ペーストなどが含まれます。
     
  2. フォームやユーザーインターフェースの作成
    VBAを使用して、ユーザーフォームを作成し、ユーザーがデータを入力したり選択したりできるカスタムダイアログボックスを表示したり、ボタンを作成して特定の動作をトリガーしたりすることができます。
     
  3. レポート作成とデータ可視化
    VBAを使用して、データを自動的に集計してレポートを作成したり、グラフを作成してデータを視覚化したりすることができます。これにより、データの分析と可視化を自動化し、意思決定をサポートすることができます。
     
  4. 自動化
    Excel VBAを使用して、特定の条件が満たされた場合に特定のアクションを実行する自動化タスクを設定したり、定期的なタスクをスケジュールしたりすることができます。例えば、特定のセルに値が入力された場合にメールを送信するなどです。
     
  5. 外部データの取り込みと連携
    Excel VBAを使用して、外部のデータソースからデータを取り込んだり、他のアプリケーションやウェブサービスとデータをやり取りしたりすることができます。これにより、Excelのデータをさらに豊かにすることができます。

例えば会社の業務で納品書など作りますよね。納品書には商品の品名や数量、金額などが書かれています。そういったものをフォームという入力画面をつくり、フォームに入力すれば自動で作成する、ということができてしまいます。

顧客情報などもフォームを作ってそこに入力すればExcelにデータが保存されてデータベースのようにすることもできますね。

にもオシロスコープという電圧などを測定する機器がありますが、これをPCをつないでオシロスコープをVBAで制御してデータを取得する、なんていうことまで出来てしまうのです。

VBAプログラミングの可能性は広範囲にわたりますね!

最後に

この記事では、VBA開発の準備からプロジェクトの立ち上げまでを詳しく解説しました。

VBAを使ったプロジェクトに取り組む際には、しっかりとした準備が成功への第一歩です。

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