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C# | 演算子の使い方完全ガイド

2024年4月7日

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C#演算子画像

プログラミングを学び始めると、まず直面するのが「演算子」といった基本的な概念です。

しかし、「演算子の使い方がよくわからない」といった疑問や悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?

特にC#は、強力な機能を持つ一方で、最初は覚えることが多く、混乱しやすい部分もあります。

この記事では、そんなあなたの悩みを解決するために、C#の演算子の使い方を初心者にもわかりやすく解説します。

さらに、主要な演算子を一覧表にまとめているので、後から見返す際にも便利です。

基礎をしっかり理解して、C#プログラミングを楽しみながら学びましょう。

演算子とは?

演算子は、プログラミング言語において、演算を行うための記号やキーワードのことです。

演算子は、数値や変数などと組み合わせて、様々な演算を行います。

C#や他の多くのプログラミング言語では、さまざまな種類の演算子があります。

演算子の一覧表

以下に、C#の主要な演算子をカテゴリごとにまとめた一覧表を示します。

カテゴリ演算子説明
算術演算子+加算a + b
-減算a - b
*乗算a * b
/除算a / b
%剰余a % b
++インクリメントa++
--デクリメントa--
比較演算子==等しいa == b
!=等しくないa != b
>より大きいa > b
<より小さいa < b
>=以上a >= b
<=以下a <= b
論理演算子&&論理積(AND)a && b
||論理和(OR)a || b
!否定(NOT)!a
ビット演算子&AND演算a & b
|OR演算a | b
^XOR演算a ^ b
~NOT演算~a
<<左シフトa << 2
>>右シフトa >> 2
代入演算子=代入a = b
+=加算して代入a += b
-=減算して代入a -= b

算術演算子

算術演算子は基本的に数値の演算を行うためのもので、加算、減算、乗算、除算、剰余などの単純な算数操作です。

実行結果

数値

int sum = 5 + 3; // 結果は 8

比較演算子

比較演算子の結果は、常にブール型(bool)であり、true または false のいずれかの値を返します。

ブール型の値は、条件式の結果を表すために使われ、条件分岐やループなどの制御フローに利用されます。

実行結果

ブール型(bool

bool isGreater = (10 > 5); // 結果は true

論理演算子

論理演算子は、ブール値(true または false)を操作し、複数の条件を組み合わせて評価するための演算子です。

実行結果

論理演算子の結果もブール型(bool)であり、true または false のいずれかの値を返します。

bool result = (5 > 3) && (10 < 15); // 結果は true

ビット演算子

ビット演算子(Bitwise Operators)は、整数型のビットレベルで操作を行うための演算子です。

これにより、各ビットに対して論理演算やシフト操作を行うことができます。

using System;

class Program
{
    static void Main()
    {
        int a = 5;  // 二進数で 0101
        int b = 3;  // 二進数で 0011

        // ビット論理積(AND)
        int andResult = a & b; // 結果は 1(二進数で 0001)
        Console.WriteLine($"ビット論理積(AND)の結果: {andResult}");

        // ビット論理和(OR)
        int orResult = a | b; // 結果は 7(二進数で 0111)
        Console.WriteLine($"ビット論理和(OR)の結果: {orResult}");

        // ビット排他的論理和(XOR)
        int xorResult = a ^ b; // 結果は 6(二進数で 0110)
        Console.WriteLine($"ビット排他的論理和(XOR)の結果: {xorResult}");

        // ビット反転(NOT)
        int notResult = ~a; // 結果は -6(二進数で 1111 1010、補数表現)
        Console.WriteLine($"ビット反転(NOT)の結果: {notResult}");

        // ビットシフト左(Left Shift)
        int leftShiftResult = a << 1; // 結果は 10(二進数で 1010)
        Console.WriteLine($"ビットシフト左(Left Shift)の結果: {leftShiftResult}");

        // ビットシフト右(Right Shift)
        int rightShiftResult = a >> 1; // 結果は 2(二進数で 0010)
        Console.WriteLine($"ビットシフト右(Right Shift)の結果: {rightShiftResult}");
    }
}

実行結果

実行結果は10進数で表示されます。

ビット論理積(AND)の結果: 1
ビット論理和(OR)の結果: 7
ビット排他的論理和(XOR)の結果: 6
ビット反転(NOT)の結果: -6
ビットシフト左(Left Shift)の結果: 10
ビットシフト右(Right Shift)の結果: 2

代入演算子

代入演算子は、変数に値を代入するための演算子です。

C#では、基本的な代入演算子 = がありますが、代入演算子にはさらに複合的な代入演算子もあります。

これらは、変数に値を代入しながら、その値に対して特定の演算を行います。

実行結果

代入演算子の実行結果は、通常、代入された値そのものです。

まとめ

  • 算術演算子:実行結果は数値。
  • 比較演算子:実行結果はbool型。
  • 論理演算子:実行結果はbool型。
  • ビット演算子:実行結果は10進数。
  • 代入演算子:実行結果は代入された値そのもの。

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